きょうのしあわせ

東池袋 コーチ業 好奇心のおもむくままを綴ります

ハレの日、ケの日

もうすぐ子供の卒業式です。

式典に臨む着物のお直しに行きました。

 

コロナが流行り、着物で行くかも迷いましたが

そもそも礼装の洋服がなく…(;^ω^)

いまある訪問着で行こうと思っていました。

 

で、卒園式に来ていった辻が花の訪問着を見ていて

小学校の入学式を思い出したんです。

着物の人っていなかったな。(その時は違う訪問着でいきました)

この着物を着ていったら派手かも(;゚Д゚)

まさかの「ヤフー知恵袋」で聞いちゃいましたよ

 

結果は2人は「素敵」2人は「派手」

うーむ…

とてもお気に入りの着物ですが。

お洋服の中で、あの着物は華やかすぎるかな…と

今回はやめることにしました。

 

そして、水色の色無地をお直しして着ていく事に。

 

最近は着物を着るだけで「目立ちたがり屋」「変わっている」と言われがちみたいですが。訪問着や色無地は日本人の略礼装

「卒業式」「入学式」とは式典であり

子どもの節目の行事です。

 

子どもの門出を祝し正装で行くのが本来ならば礼儀だと思います。

もっと言うなら「礼儀」とは

人間と大いなる何かの間にある感謝や敬いを示す行為

子どもが無事に学校過程を終了した節目を「先生や環境、全ての縁あったものに感謝する日」礼を尽くしても良いのではないかと思うのです。

 

大袈裟?と思う人もいるかも知れませんが

「ハレの日」とは本来そういうものなのだと思います。

 

今は日常が「なんちゃってハレの日」が多くて

それらと相まって本来の儀式や式典がイベント化してしまいました。

だから礼装や正装がイベントに着るような衣装に見えてしまう方が居られるのだと思います。


まぁ民族衣装の衰退もあるのでしょうね…

 


礼節を重んじ、祈りを捧げていた日本の国

その本質がだんだんなくなり…

呪い(まじない)の国が崩壊して、日本がどこに向かっていくのか

一抹の不安を感じます…😅

 

まぁ、何はともあれ

私は普段は質素な「ケの日」を過ごしておりますので(苦笑)

存分に「ハレの日」を祝う準備をしたいと思います。

 

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